なぜ「現場でのデモ」が重要なのか

パレタイザーの導入を検討する際、カタログスペックや製品動画を見るだけでは「本当にうちの現場で使えるのか?」という疑問を完全に解消するのは難しいものです。実際の作業環境や製品形状によって、導入のハードルは変わってきます。以下のような理由から、現場でのデモンストレーションは非常に有効です。
カタログでは分からない「収まり感」
サイズや設置面積は数値で確認できても、実際に現場の作業者が動く動線や、他の機器との干渉、パレタイザーの動く範囲までイメージできるとは限りません。もしサプライヤーがパレタイザーを持って工場までデモに来てくれれば、実寸での"収まり感"を確かめられます。
実ワークでの動作確認
自社の取り扱う製品や包材に、検討中のパレタイザーが対応できるかどうかは、製品の重さや材質、滑りやすさなどによって左右されます。例えば「袋もの」「トレーもの」などは把持方法によって精度が大きく変わるため、実物での確認が重要です。
操作性・安全性の体感
現場作業者が操作する以上、「現場の人が簡単に扱えるか」「万が一、人が近づいたときに安全に止まるか」といった点は、実際に触れてこそ分かるものです。
出張デモを依頼する前に押さえておくべき3つのこと
出張デモを効果的にするためには、事前に以下のようなポイントを整理しておくとスムーズです。
1. 設置スペースと周囲環境の確認
- 電源が用意できるか
- コンプレッサー(エアー)が必要な場合、供給可能か
- 仮置きでもパレタイザーを置けるスペースがあるか
2. ワーク(パレタイズの対象物)の情報整理
- ワークのサイズ、形状、重量
- 積み付けパターンやレイアウトの希望(例:5段×4列)
- 素材、滑りやすさ、変形しやすさ、などの特性
3. 再現環境の準備
- 実際の製造ラインで試すか、テスト用スペースを確保するか
- どのくらいの時間を確保できるか
- 写真・動画の撮影許可(社内共有用)
出張デモの一般的な流れと、株式会社Closerの対応内容
出張デモの基本的な流れ
- お問い合わせ
- 担当者によるヒアリング
- サンプル(実寸大の段ボールや実際に積みつける対象物)の積み付け検証
- ワーク情報・スペース情報の確認
- スケジュール調整・当日の搬入手配
- 現場でのセッティング・動作確認
- 質問・懸念点のヒアリング、今後の流れ整理
Closerの出張デモ対応
項目 | 内容 |
対応エリア | 関東(無料対応)/関東以外(実費がかかります。 また、可否は要相談) |
対応機種 | パレタイジー(基本構成) |
持ち込み対応 | 専用台車で搬入、設置時間30〜60分程度 |
所要時間 | デモ+質疑応答で1〜2時間想定 |
💡Point:現場の写真や図面を事前に共有いただけると、よりスムーズな提案が可能です。
出張デモでチェックしておくと安心なポイント

デモ当日は、以下のような観点でチェックしておくと、導入判断がぐっとしやすくなります。
☑️ スペースに本当に収まるか
- 搬入経路、作業エリア、人の通り道を確保できるか
☑️ 操作は簡単か
- 誰でも直感的に操作できるタッチパネル設計になっているか
- 現場の教育にどれくらい時間がかかるか
☑️ 安全性は十分か
- 人が近づいたり触れたりしたときに、しっかり止まるか
- 急停止後の復旧は容易か
☑️ 積み付けの安定性
- 対象のワークをしっかり掴めているか
- 安定して綺麗に積みつけられているか
- 変形しやすい製品でも安定して積めるか
導入前に“試せる”安心感が、導入成功のカギ

出張デモは、設備導入の"不安"を"納得"に変える重要な工程です。
実際にお試しいただいた事例
- 天恵製菓株式会社さまには、Closerのパレタイジー実機を現場に持ち込み、工場長が実際に触れて安全性を確認し、導入いただきました。
導入後のギャップを防ぐ
- 現場で動かしてみて「やっぱり違った」という失敗は、時間とコストの損失に直結します。デモを経ることで、こうしたリスクを事前に減らすことができます。
見学会や体験会と、出張デモとの違い
- 見学会・体験会: 汎用的なデモ。他社との合同開催も多い
- 出張デモ: 自社環境で動作確認ができる
Closerのパレタイザーの、出張デモ対応と相談フロー
ご相談〜デモ実施までの流れ
- お問い合わせ
- 担当者によるヒアリング
- サンプル(実寸大の段ボールや実際に積みつける対象物)の積み付け検証
- ワーク情報・スペース情報の確認
- スケジュール調整・当日の搬入手配
- 現場でのセッティング・動作確認
- 質問・懸念点のヒアリング、今後の流れ整理
ご相談時にあるとよい情報
- 対象製品のサイズと重量
- 積み付けパターン(パレットサイズ)
- 工場のレイアウト図または写真
- 実施希望日・場所
まとめ
- パレタイザーの導入は、現場での適合性が重要です。
- 出張デモで実機を確認することで、導入後のギャップやトラブルを減らせます。
- Closerでは、関東圏を中心に出張デモを柔軟に対応中。まずはお気軽にご相談ください。
※Closerのパレタイザー、Palletizy(パレタイジー)の詳細な仕様・導入事例などは、こちら をご覧ください。
また、下記のフォーム または 電話番号から、お気軽にお問い合わせください。

